失敗しない 探偵事務所の選び方

Detective selection

失敗しない 探偵事務所の選び方

探偵事務所とのトラブルと対処方

探偵事務所とトラブルになることがある

探偵事務所とのトラブル以前の探偵事務所は悪質な業者も少なからず存在しており、トラブルになる可能性も少なくなかった現状があります。その原因の一つとして、探偵業を規制する法律が無かったことが考えられます。
そのため「探偵業の業務の適正化に関する法律(通称 探偵業法)」が平成18年6月8日に公布され、平成19年6月20日に施行された過去があります。
探偵に対する不信感やグレーなイメージはこの頃の探偵事務所の影響が大きかったのかも知れません。

以前の探偵事務所に多かったトラブルは、主に下記の2つになります。

  • ・調査依頼者との間における契約内容等をめぐるトラブルの増加
  • ・違法な手段による調査、調査対象者等の秘密を利用した恐喝等、従業者による犯罪の発生
探偵業法の施工後はトラブルも大幅に減っていますが、現在も少なからずトラブルが起きている現実がある以上、優良な業者を見分ける必要があると考えられます。

探偵業法の詳細については、探偵業法について のページで確認ができます。

実際に起こっているトラブルとは

お金のトラブル現在の探偵事務所は優良な業者が大半を占めていますので、調査対象者の秘密を利用した恐喝や脅しは非常に少なくなってきています。また、この秘密を従業員が使用した犯罪もほとんどなくなりつつあります。
このような故意によるトラブルは減少傾向にありますが、契約時の料金や調査方法などを巡る、お互いの認識不足によるトラブルは少なからず発生しているようです。

探偵事務所との間で起こる可能性があるトラブルは主に以下になります。

  • ・高額な追加料金を請求された。
  • ・ホームページなどの料金とかけ離れた料金を提示された。
  • ・料金を支払ったのに調査をなかなか開始してくれない。
  • ・調査が失敗に終わった時のことを説明されなかった。
  • ・必ず成功しますと言われたのに成果が出なかった。
  • ・当初の契約より大幅に調査期間が延び料金も高額になった。
このようなトラブルが多く発生している現状があります。
これらのトラブルは依頼者が気を付ければ、防ぐことが出来た可能性が高いとも考えられます。
優良な探偵事務所を選ぶことと、契約内容を確認する必要がある項目を説明させていただきます。

高額な追加料金を請求された

探偵事務所との間で最も多いトラブルは、高額な追加料金の請求と考えられます。
追加料金によるトラブルは、「依頼者と業者の確認不足」による不可抗力なものと、「業者が故意に説明しない」悪質なものとに分けられます。
探偵の調査料金は非常に複雑な場合があり、何処までが含まれているのかが分かり難い場合が多くあります。
また、依頼者の方も初めて探偵に依頼する方が大半であるため、当初触れられてなかった追加料金に関しては、深く考えずに契約してしまうケースが多いようです。
悪質な業者の中には、見積もり時には説明しない追加料金が契約書に記載されている場合や、基本の調査料金に対して追加料金が高額な場合が多いようです。
依頼前の注意点としては、何処までの料金が含まれているかを確認する。また調査期間の延長などによる料金が、割高でないかは必ず確認するようにしましょう。
通常の調査で必要なも(調査車両、機材代、報告書代など)のが別料金になっている場合は、注意が必要な業者であると考えられます。
安い料金で契約をもらい、追加料金で儲けるような業者は避けた方が良いでしょう。

ホームページなどの料金とかけ離れた料金を提示された
ホームページなどで相場とかけ離れた、安い料金を提示している場合には注意が必要です。調査には一定の経費が掛かるため、あまりにも安い料金には何か裏があると考えることが出来ます。
特に「浮気調査○○万円~」などと最低料金のみを宣伝している業者は注意が必要です。
多くの場合は現実的でない調査方法の最安値を提示しており、実際には高額になるケースがほとんどです。
状況により方法を変えて調査を行う探偵業では、一概に料金を提示できないことを優良な探偵業者は理解しているはずです。
調査にかかる最低料金は、調査料金の相場と種類 のページでご確認いただけます。

料金を支払ったのに調査をなかなか開始してくれない
調査には当然調査員が必要になりますので、何時でも調査が出来るわけではありません。
ただし直ぐには調査が開始できないことは、契約前に説明をするべき項目です。
契約書の中に調査日を記載することが、探偵業法で定められておりますので、契約前に確認をするようにしましょう。日時が未定の場合には、何時までに調査を開始出来ない場合には、解約ができると契約書に書いてもらうと良いでしょう。

調査が失敗に終わった時のことを説明されなかった
探偵の調査は業務の性質上、必ず成功する訳ではなく一定の割合で失敗する可能性があります。
探偵事務所の料金は調査時間で決まる場合が多いため、調査が失敗しても調査料金が掛かることは業界の常識になっています。この常識が悪いのではなく、依頼者には納得が出来ない場合もありますので、事前に説明をする必要があると考えられます。
メリットばかりを伝え契約を取ろうとする業者ではなく、デメリットやリスクもしっかり説明してくれる業者を選ぶと良いでしょう。

必ず成功しますと言われたのに成果が出なかった
探偵の業務では「必ず成功する」や「必ず成果を出します」という約束は出来ないはずです。
どんな調査でも結果が出せないことは、優良な探偵事務所であれば理解しており、トラブル防止の為にもこのような事は言わないはずです。
「必ず成功する」や「必ず成果を出します」という業者は、契約が取りたいだけの営業トークであり、依頼者の立場や気持ちを考えているとは言いにくい業者です。
依頼者の立場では安心感がる言葉かもしれませんが、契約書にはそのような内容は明記していないはずです。
口約束と契約書の内容が違う探偵は、避けるべき業者であると考えられます。

当初の契約より大幅に調査期間が延び料金も高額になった
調査内容によっては調査期間が延びることは、ある程度仕方がない部分もあります。
例えば浮気調査を依頼した場合、対象者が浮気をしなければ調査期間が伸びていくことになります。
ただし探偵は調査のプロですので、浮気が明らかに行われないと考えられる日まで調査を行う事はどうかと思います。
調査日時をどのように設定するか、浮気が行われる可能性がある日をどのように特定するか、事前に確認してみると良いでしょう。
注意が必要な探偵事務所の特徴としては、とりあえず短時間での調査を低額で契約してもらい、調査時間の延長で利益を上げる手口です。
どれだけの調査期間があれば成果が出るか分からない事は事実ですが、明らかに結果が出ないであろう調査期間で契約をすることは避けるべきです。
最低でもチェックするべき項目は、追加の調査費用が割安であるかどうかです。良心的な探偵事務所の料金は、調査期間が長くなると、1時間当たりの調査料金は割安になります。

以上のようなトラブルが多く発生していますので、契約前によく確認してみる必要があるでしょう。

トラブルを避けるために最低限チェックすること

トラブルを避けるには、良い探偵事務所を見極めることが、最も大切な判断になるのではないでしょうか。
大手の探偵事務所やタレントを起用した探偵事務所なら、しっかりしていて間違いがないという判断は危険です。
投資詐欺などでは有名タレントを使用し、顧客の信用を得ていたケースは多く存在します。
探偵事務所選びでも、あなたの目で確認して選ぶことが大切です。

注意が必要な探偵事務所の特徴としては主に以下になります。

  • ・ホームページなどの料金と実際の見積もりに開きが大きい業者
  • ・どのような場合にどれだけの追加料金が発生するかを説明しない業者
  • ・調査員の人数を多くしたり、調査時間を長くしたりして高額な見積もりを提示する業者
  • ・見積もり時に契約を迫ったり、不安を煽り契約を急がせる業者
  • ・成果が出ない可能性やデメリットを一切説明しない業者
  • ・必ず成果を出しますなど、約束できない文言で広告をしたり営業をする業者
  • ・探偵業法に決められたルールを守っていない業者
以上のような業者は、問題がある可能性が高いため注意が必要です。
詳しくは、探偵事務所を選ぶ基準 のページをご確認ください。

業者選び以外には確認する必要がある項目は主に以下です。

  • ・契約時には総額を確認するようにしましょう。
  • ・追加料金が明記されていて、その料金が適切かを確認しましょう。
  • ・料金や調査期間は書面として記載し控えを貰えることを確認しましょう。
  • ・成功報酬制の場合には料金体系をしっかり確認しましょう。
  • ・成功報酬の「成功」とは何かをしっかり確認しましょう。
これらの内容の確認は、悪徳業者に騙されないためではなく、お互いに認識の違いが無いかを確認するうえで非常に大切になります。
言った言わないのトラブルや、そんな内容だとは思わなかったなどのトラブルを減らすことが出来るように、必ず契約書に記載して貰いましょう。

これらの内容はどれも形式的な判断材料になりますが、探偵事務所の代表者や責任者の人間性も重要な判断材料になります。
あなたの為になる調査をしようとしているのか、それともお金儲けの調査をしようと思っているのかで、対応や結果は大きく変わることになる場合もあります。
探偵の業務内容は形がない商品のため、形式的なもので判断する事が難しい場合もあります。
そのため人間性などあなたの感性で判断する必要性がある場合もあると考えられます。
あなたの為になる調査をしてくれる、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。

万が一トラブルになった時の対処法

契約書万が一探偵事務所とトラブルになってしまった場合には、まずは書類などの内容を再確認して、契約内容を確認するようにしましょう。
自分一人ではトラブルが解決できない場合には、「弁護士」か「消費者相談センター」に相談する方法があります。

弁護士に依頼した場合には、費用が掛かりますがあなた味方になってくれるでしょう。
ただし、あなたの主張が間違っている場合には、弁護士もあなたの味方になってくれない場合もあります。
あなたの主張が法的に認められるのかは、弁護士に相談する事で確認する事が出来るでしょう。
消費者相談センターは国の機関であるため、相談は無料で対応してくれます。
ただし、余程悪質なケースを除き、相談内容に対しての助言や各種情報の提供にとどまり、警察や弁護士とともに刑事罰や損害賠償の請求をしてくれることは少ないでしょう。

違法な可能性がある場合には警察に相談することも一つの方法です。
警察が捜査し違法性があれば、逮捕や営業の停止処分を受ける可能性もあります。
警察は民事不介入の原則がありますので、あなたが支払った金銭を取り戻してくれる訳ではありません。
警察の仕事はあくまでも刑事責任を追及する事になります。ただし、警察の捜査によって違法性が認められれば、民事で損害賠償を請求できる可能性は高くなるでしょう。

探偵とトラブルになった場合には、非常に労力を使う事になります。
そのためトラブルにならないように事前に気を付けることが大切になります。