失敗しない 探偵事務所の選び方

Detective selection

失敗しない 探偵事務所の選び方

探偵事務所で働く方法と仕事内容

探偵事務所の仕事内容とは

仕事風景探偵事務所の仕事はテレビなどで出てくる探偵のように、難事件を解決したり真犯人を突き止めるような依頼は殆どありません。
そのような事件の捜査は警察が行い、探偵が行うような業務ではないと考えられます。
結婚詐欺やストーカーの証拠取集や、盗聴器を設置した犯人を特定するような業務がない訳ではありませんが、探偵は調査をすることが仕事になり、加害者との交渉などを行う事はありません。
加害者と交渉を行う中で、裁判を起こすや警察に通報するなどの発言は恐喝になる可能性があるだけでなく、慰謝料の請求などを行う行為などは違法行為になります。
弁護士法により以下のように定められています。「弁護士でない者は、報酬を得る目的で法律事件に関して鑑定・代理・仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない。」
そのため、現在の探偵事務所では調査のみを行い、その後の対応は弁護士に依頼することが適正と考えられます。

探偵の行う調査内容は多くありますが、浮気や不倫の調査、素行調査などが大半になります。
探偵の扱う調査は大きな事件などは少なく、日常の中で起きるトラブルの解決のために行う、証拠収集などが仕事の中心になります。

探偵の調査というものは非常に地道な業務になり、ときには一日中張り込みを行う事も珍しくありません。
また、何日も張り込みや尾行を行っても、成果が全く出ないことも珍しくなく、忍耐力が必要な仕事と言えるかもしれません。

探偵になるために必要な資格

探偵事務所で働くにあたり、資格などは特に必要はなく、どなたでも働くことができます。
ただし、業務の中で車を使用する事が多いため、運転免許を持っていることが採用の条件になっている場合が多いようです。また、尾行を伴う調査では、バイクを使用する場合もあるため、バイクの免許を持っていると優遇される場合もあります。
性別による男女比は男性の方が若干多いようですが、女性の探偵も多く活躍しています。特に尾行を伴うような調査では、男女がペアになることも多く、女性の調査員が優遇されている場合もあるようです。

将来的に探偵業で独立を考えている場合には、探偵業法の定める欠格事項に該当すると、探偵業を営むことは出来ません。
探偵業法に定める欠格事項は以下の6項目になります。

  • 1.成年被後見人若しくは被保佐人又は破産者で復権を得ないもの
  • 2.禁錮以上の刑に処せられ、又は探偵業法の規定に違反して罰金の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなった日から起算して5年を経過しない者
  • 3.最近5年間に営業停止命令・営業廃止命令に違反した者
  • 4.暴力団員又は暴力団員でなくなった日から5年を経過しない者
  • 5.営業に関し成年者と同一の能力を有しない未成年者でその法定代理人が上記1~4までのいずれかに該当するもの
  • 6.法人でその役員のうちに上記1~4までのいずれかに該当する者があるもの

従業員として働くには特に資格や制限はありませんが、開業するには上記の欠格事項に当てはまらないことが必要になります。

給料や勤務内容

探偵の給料探偵の仕事の特徴として、時間が不規則な事があげられます。
探偵の調査は依頼者の希望の時間に行うことが原則になりますので、24時間365日依頼があれば調査を行うことが普通です。
そのため勤務時間も不規則になり、早朝や深夜の調査もごく普通の事になります。
場合によっては数日間休みなく対象者を尾行する事もありますので、体力もそれなりに必要になるでしょう。
勤務時間は探偵事務所により異なると思いますが、調査が長引けばそのまま残業になるため、勤務時間が長くなることも多く、当日にならないと終了時間が分からないことがほとんどです。
8時間労働で土日は休みたい方や、夜間や早朝の仕事に抵抗がある方には向かない仕事と考えられます。

探偵事務所の給料は決して高額なわけではありません。
年収にすると300万~400万位の給料が最も多いと思われますので、サービス業としては平均的な所得になるのではないでしょうか。他の業種と比べると所得は低い方と考えられ、勤務時間も不規則であるため、労働条件を重視する方には向かない業界かもしれません。
探偵事務所は小規模な事業者が大半のため、実力を正当に評価してくれる会社も多いようです。
調査の知識やスキルだけでなく、後輩の指導や教育、営業力などが認められれば責任者に抜擢され、年収で1000万以上の所得を得ている方も居るようです。

比較的少ない資本で独立開業が可能な業界でもあるため、将来は独立を考えている方には魅力的な業界かも知れません。
独立した場合には完全な実力主義になり、多くの探偵事務所が開業後数年で廃業している現実から、そんなに甘くない業界とも言えるのではないでしょうか。

どの様な人が活躍している

探偵として活躍しているは様々なので、活躍できる人の特徴を上げるのは難しいのですが、あえて特徴を上げるとすると以下になります。

  • ・向上心がある人
  • ・人間関係が築ける人
  • ・行動力がある人
  • ・臨機応変な対応ができる人
  • ・人生経験が豊富で頼りがいがある人

向上心がある人
探偵業界だけに当てはまる訳ではありませんが、向上心が無い方は探偵には向かないでしょう。
探偵の調査業務はマニュアルで覚える部分よりも、経験で身に着ける部分が大きいと思われます。
向上心を持った方でしたら、少ない経験でも多くを吸収することができ、仕事を早く身に着けることが可能でしょう。探偵業界では非常に大切な特徴になります。

人間関係が築ける人
探偵の調査業務は個人プレーではありません。通常は複数の調査員で行動をする事になります。
また、尾行や張り込みなどでは、言葉で伝えることができない場合もありますので、無言でも意思疎通ができることは非常に重要になります。
コミュニケーションが上手な方は探偵に向いているかもしれません。

行動力がある人
知識ばかりあっても行動力が伴わなければ探偵の業務は難しいでしょう。
即行動に移れる行動力がある方は、探偵業界でも多数活躍しています。

臨機応変な対応ができる人
探偵の業務ではマニュアル通り進むことの方がまれで、その場の判断が非常に重要になることも少なくありません。
そしてその多くの判断は、現場の調査員が行うことも少なくありません。
イレギュラーが起こった時に、最善の判断ができるスキルが探偵では必要になります。

人生経験が豊富で頼りがいがある人
探偵業界が未経験の方でも、今までの経験を活かして活躍いる方は少なくありません。
人生経験が豊富な方は、探偵胃業界でもその経験が生かせる傾向にあります。
また、頼りがいがある方は、後輩の教育や見積もりなど、調査以外の場所でも活躍できるでしょう。

探偵業界で活躍している方は、人それぞれ個性が異なり、様々な方が活躍しています。
もしかしたらあなたの個性と経験を活かせる業界なのかもしれません。

探偵になるためにはどうする

探偵になるためには、探偵事務所に就職する方法と、探偵学校などで知識を身に着ける2つの方法があります。
探偵事務所に就職した場合には、現場での経験が多く積めるため、経験を身に着けるには適した環境です。
ただし、探偵業者の中には調査力に差が有ったり、探偵業法などについて完全に理解していない場合も考えられます。
探偵業法や違法な調査に関しては、独学でも身に着けることが出来る方には適した選択であると考えられます。

探偵学校などでは、探偵業法についてや調査器材、そのた多くの知識を身に着けるられることが魅力です。
その反面、実戦でのトレーニングは少なく、戦力になるレベルまで知識と経験が詰めるかと言われると微妙な所です。
そのため、探偵学校で身に着けた知識を元に、就職した後も経験を積むことが必要になると考えられます。

何方が優れている訳ではなく、今のあなたに合った方を選択するようにすると良いでしょう。